沈船
テルメアジ
先週、トランバンで撮影した Nikon D800 の水中ワイド。
今回は沈船のギンガメアジが残念ながら姿を消してしまったため
代わりにドロップオフの浅場で群れているテルメアジを撮りました。
D800 は水中ワイドには理想的な高解像度&広ダイナミックレンジ。
太陽光周りの白トビやトーンジャンプもほとんど気になりません。
以前ご紹介したのは同じ場所でフィルムで撮影したテルメアジ。
「海中写真館」 未掲載
Nikon D800●Tokina Fisheye 10-17mm●Z-240×2
ホシベニサンゴガニ

トランバンで撮影したホシベニサンゴガニ。
ホストのカナアミカラマツをよく探すとたいてい見つかります。
カナアミカラマツのポリプは白っぽいものとグレーっぽいものがあり
この写真のホストは白っぽいポリプのカナアミカラマツ。
以前ご紹介した entry-332 はグレーっぽいポリプです。
「海中写真館」 Bali Gallery 121-4
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
アナモリチュウコシオリエビ
通称ロボコンエビで親しまれているアナモリチュウコシオリエビ。
アナモリの意味は穴守り、穴から顔を出してハサミ脚をのばしています。
見つけてもバックが汚いことが多いので、あまり撮影しませんが
この場所は珍しく、穴の周りが紫色で綺麗でした。
「海中写真館」 Bali Gallery 134-1
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
テヅルモヅルエビ

柏島の水深30m付近で撮影したテヅルモヅルエビ。
ホストのテヅルモヅルはバリ島やフィリピンなどでは夜行性ですが
この写真のテヅルモヅルはユウレイモヅルと呼ばれる種で
日中でも腕を広げて活動しています。
夜行性のテヅルモヅルと違ってあまり光を嫌がらないので
前回のトランバンの写真に比べると撮影は容易でした。
「海中写真館」 Kashiwajima Gallery 23-1
Nikon D700●SIGMA MACRO 150mm●Z-240+S-2000
テヅルモヅルエビ
トランバンのナイトダイビングで撮影したテヅルモヅルエビ。
ホストは水深5mの浅瀬で見られる夜行性のテヅルモヅルで
広げた腕の直径が1m程もある大きな個体でした。
ライトを当てるとテヅルモヅルは光を嫌がって見る見るうちに腕を縮め
エビもそれにつれて右往左往、パニック状態で光から逃げ回ります。
カメラをじっくり構える余裕は無く、撮影は一瞬の勝負です。
「海中写真館」 Bali Gallery 83-1
Nikon D700●SIGMA MACRO 150mm●Z-240+S-2000
オルトマンワラエビ

オルトマンワラエビは柏島では普通種ですが
トゲトサカなど、美しいホストで見つかるので好んで撮影します。
青で抜いたりぼかしたり、バックの変化でいろんな撮り方ができますが
肝心の構図を決めるのが意外と難しい。
全身を入れるか?長い脚をカットするか?一瞬迷います。
「海中写真館」 Kashiwajima Gallery 29-5
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2