スケロクウミタケハゼ
スケロクウミタケハゼ

自作のスポットライト(光源はLED)で撮影したスケロクウミタケハゼ。
自然光をアンダー気味に入れて周囲を濃紺にしています。
このトゲトサカは水中で肉眼で見ると青紫色ですが
普通にストロボ光を当てると Bali Gallery 148-5。
LEDライトで撮影すると Bali Gallery 148-7。
同じ被写体でもライティングによって雰囲気が変わります。
「海中写真館」 Bali Gallery 148-6
Nikon D700●TAMRON AF 90mm MACRO×1.5Telecon●S-2000×2
スケロクウミタケハゼ

同じウミタケハゼでもセボシウミタケハゼはいろんなホストにつきますが
スケロクウミタケハゼはチヂミトサカ類がホストと決まっています。
それだけにトサカの色とバックの色が写真の重要な要素。
この鮮やかな朱赤のポリプは青で抜くときつい配色になるので
自然光をカットして、バックを黒でスッキリと。
「海中写真館」 Bali Gallery 148-1
Nikon D700●TAMRON AF 90mm MACRO×1.5Telecon●S-2000×2
スケロクウミタケハゼ

引き続き、トランバンのスケロクウミタケハゼ。
トゲトサカの赤いポリプが青い海をバックに美しかったので
肉眼で見た目に近い色を出すために自然光を入れて撮りました。
ハゼの体の半分以上がトゲトサカのポリプに隠れていますが
光が当たった顔と眼の部分がかえって強調されました。
「海中写真館」 Bali Gallery 129-3
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
スケロクウミタケハゼ

前回に続き、口を大きく開けたスケロクウミタケハゼ。
こちらのハゼも興奮状態で、口を開けると同時にすべての鰭が全開です。
撮影している自分自身も、ファインダーを覗きながらプチ興奮状態。
こういう場合、シャッターが切れるチャンスは1回切りなので
後から眼にピントが合っているのが確認できるとほっとします。
「海中写真館」 Bali Gallery 129-7
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
スケロクウミタケハゼ & コシオリエビ属sp.

PJで撮影したスケロクウミタケハゼとコシオリエビ属の一種。
小さなトゲトサカの住人同士がニアミスで睨み合っています。
このハゼ、普通のスケロクウミタケハゼと違って眼の周りまで白色。
名前の由来とされる吻から眼にかけての赤線もほとんどわかりません。
コシオリエビの仲間も種類が多すぎて名前は特定できませんでした。
「海中写真館」 Bali Gallery 112-7
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
スケロクウミタケハゼ

慶良間ではあまり見ることがないスケロクウミタケハゼ。
ポリプが全開のビロードトゲトサカで撮影することができました。
自然光を入れて撮ると、慶良間ならではの濁りがない青抜きに。
Kerama Gallery 57-7 は同じトサカにいた別の個体。
Kerama Gallery 57-8 は自作のLEDスポットライトで撮影。
「海中写真館」 未掲載
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●Z-240+S-2000
スケロクウミタケハゼ

トランバンは海底が砂地で不安定。
そのためウミトサカ類が大きく育たず、背の低いものが多いのですが
このトゲトサカは50cm程に成長していたので下から煽って撮りました。
自然の光で見た透明感が美しかったので、ストロボは微発光に。
同じ個体を黒バックのスポットライトで撮ると Bali Gallery 96-6。
「海中写真館」 Bali Gallery 96-7
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●Z-240+S-2000
スケロクウミタケハゼ

白いトゲトサカの隙間から顔をのぞかせていたスケロクウミタケハゼ。
透明度があまり良くなかったので海の色は青くなりませんでしたが
ミント色に染まった白が爽やかだったので、自然光を生かして撮りました。
海は青いに越したことはありませんが、時には緑もいいものです。
「海中写真館」 Kashiwajima Gallery 17-2
Nikon D700●SIGMA MACRO 150mm●Z-240+S-2000
スケロクウミタケハゼ
被写体を探すとき、私が一番惹かれるホストはトゲトサカ類ですが
トランバンではかなりの確率でスケロクウミタケハゼがついています。
前回のセボシウミタケハゼには特定の宿主はありませんが
スケロクウミタケハゼはトゲトサカ類でのみ棲息し、体色も変化。
ポリプの隙間から見え隠れする奥ゆかしさも魅力です
Bali Gallery 64 は今回の全スケロクウミタケハゼ。
「海中写真館」 未掲載
Nikon D700●AF Micro Nikkor 105mm●Z-240+S-2000
スケロクウミタケハゼ

スケロクウミタケハゼと言えば大きく太ったメタボな姿を思い浮かべますが
トランバンでは小さくてスリムな個体がよく見つかります。
トランバンは海底が不安定な黒砂のスロープで
ホストのウミトサカが大きく育たないのが原因。
1年経つと海底の様子がすっかり変わってしまうこともあり
ハゼの世代交代も早いようです。
スケロクウミタケハゼはこれまで何度もご紹介していますが
トランバンで撮影したのは entry-200、entry-133、entry-93、entry-27。
「海中写真館」 Bali Gallery 50-7
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
スケロクウミタケハゼ

スポットライトアダプターを使用して撮影したスケロクウミタケハゼです。
以前これを使用して撮影したスケロクウミタケハゼをご紹介しましたが
今回の写真は光の拡散範囲をさらに狭めるように改造したもので
105mmマクロレンズでもご覧のとおりの部分スポットを可能にしました。
相変わらずフィルムなので、現像が上がるまで結果が確認できません。
「海中写真館」 Kashiwajima Gallery 12-5
Nikon F100●AF Micro Nikkor 105mm●Z-220
スケロクウミタケハゼ

スポットライトアダプター(SEA&SEA)で撮影したスケロクウミタケハゼです。
このアダプターは友人からいただいたもので、YS-90(60)用の製品。
ただしストロボの向きを見た目でしか合わすことができないので
フィルム撮影では正確な位置にスポットライトを当てるのは困難。
そこでターゲットライト内蔵のZ-220(240)で使える用に改造しました。
Kashiwajima Gallery 7-8 は自然光をベースにスポットライトを当てています。
「海中写真館」 Kashiwajima Gallery 7-7
Nikon F100●AF Micro Nikkor 105mm●Z-220
スケロクウミタケハゼ
私の大好きな被写体、ウミトサカにつくスケロクウミタケハゼ。
いつも撮っている被写体なので、少し雰囲気を変えて撮りました。
イメージはブルートーンを基調にポイントだけ色を出す。
絞りを開け、シャッタースピードを遅く、自然光をややアンダー気味に。
そしてスポットアダプター(SEA&SEA)で軽くストロボ光を当てました。
「海中写真館」 Bali Gallery 50-8
Nikon F100●AF Micro Nikkor 105mm●Z-220
スケロクウミタケハゼ

トランバンのナイトで撮ったスケロクウミタケハゼ。
暗闇の中、ウミトサカに後ろから水中ライトを当てるととても美しく
軸に透ける光が拡散してトサカ全体が明るく輝きます。
肉眼で見るこの幻想的な光景を写真で表現したくて
左斜め後ろから少し強めのストロボ光を当てました
「海中写真館」 Bali Gallery 37-3
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
スケロクウミタケハゼ

ポリプが開いた色鮮やかなウミトサカ。
そしてポリプの隙間から見え隠れするスケロクウミタケハゼ。
トランバンでは水深30m付近でこの組み合わせがよく見つかります。
砂が黒く、この水深では暗いので黒バックで撮ることが多いのですが
被写体が動かずにじっとしていて、しかも体がうまく固定できれば
スローシャッターにしてブルーバックが可能です。
もちろんそのためには撮影中の呼吸は厳禁。
「海中写真館」 Bali Gallery 29-1
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
スケロクウミタケハゼ

マクロ撮影の背景として、ポリプの開いたソフトコーラルは最高の素材。
そのソフトコーラルの隙間から顔を覗かせるスケロクウミタケハゼ。
私はこのシチュエーションがたまらなく好きです。
他のウミタケハゼと違って、宿主に合わせて色彩が変化するので
周囲と調和のとれたさりげない存在感が奥ゆかしい。
同じアングルで自然光をシャットアウトしたのが Bali Gallery 24-3 です。
「海中写真館」 未掲載
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30