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2006年09月
福井淳「海中写真館」水中写真ブログ
アカメハゼ
小さな集団でサンゴの上をホバリングしています。
なかなか寄らせてもらえないのでそう簡単には撮れませんが
サンゴの枝先にとまって休憩してくれるので、その時が狙い目です。
アカメハゼのチャームポイントは名前どおりのこの大きな赤目。
ジャスピンはもちろん、ボカしてもよし
写真に鮮烈な色のアクセントを添えてくれます。
「海中写真館」
Miyako Gallery 9-7
Nikon F100●AF Micro Nikkor 60mm×3Telecon●Z-220+YS-30×2
2006-09-30 |
魚類(ハゼ)
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ウミウシカクレエビ
マクロを撮り始めて以来このエビにはほんとにお世話になりました。
写真の宿主はジャノメナマコですが、バックの模様が綺麗です。
このエビに対してマクロ好きのダイバーなら誰もが抱く共通の疑問点。
ナマコでしか見たこと無いのになんで名前がウミウシカクレエビなの?
私も実際ウミウシについているところを見た(撮った)のは
あの巨大なミカドウミウシとブッシュドノエルの2種類だけです。
命名された方は運良く最初にウミウシで見つけられたんでしょうか?
「海中写真館」 未掲載
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2006-09-27 |
甲殻類(エビ類)
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キンギョハナダイ
ハナダイは私のお気に入りの被写体です。
正確にはソフトコーラルに群れるハナダイが好きです。
イソバナをはじめポリプが開いたソフトコーラルはそれだけでも美しく
それを背景にこの魚が群れているとついつい撮りたくなります。
この魚のチャームポイントは目の周りを縁取る赤と紫のアイライン。
忙しく泳ぎ回るハナダイの目にほんの一瞬ピントがあって
その瞬間にシャッターが切れた時、無上の喜びを感じます。
「海中写真館」
Kerama Gallery 27-4
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2006-09-24 |
魚類(ハナダイ)
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タイマイ
私が小学生のころ、校内の壁にタイマイの剥製が飾ってありました。
この甲羅から鼈甲が作られる…という先生の話が脳裏に焼き付いていて
大人になってもタイマイの剥製を見るたびにそれを思い出します。
子供心に剥製の不気味さから伝わる人間の残忍さを感じていたようです。
現在はワシントン条約によってタイマイの貿易が禁止されています。
もし日本人が鼈甲細工の櫛やアクセサリーにこだわり続けていたら
こんなフレンドリーなタイマイは撮影できなかったでしょうね。
「海中写真館」
Maldives Gallery 2-6
Nikon F90X●SIGMA 15-30mm●SB-105×2
2006-09-21 |
爬虫類(ウミガメ他)
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ハダカハオコゼ
ハダカハオコゼはダイバーに人気がありますが
バックが綺麗でないことが多いので、あまり撮影することはありません。
ただしこういうシチュエーションの場合なら話は別。
無理にこんな所に乗せようと思っても嫌がって乗ってくれないので
ハダカハオコゼ自らの意志で乗ってるのを見つけた時はラッキーです。
下手に刺激して下に降りてこないように気を使いつつパシャ。
「海中写真館」
Motobu Gallery 7-6
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2006-09-18 |
魚類(カサゴ/オコゼ)
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カニハゼ
和名がついていますが日本で見ることはできません。
逆に、海外の外国人ガイドにもカニハゼで通じることが多く
リクエストが多いためか、すっかりこの名前で通っているようです。
目立つ背鰭を立てて前後に動く様は見ようによればカニにも見えますが
体色は周りの色にとけ込んでいるし、カニにも天敵が多いので
むしろこの模様は大きな魚の目を連想させる警戒色のような気がします。
「海中写真館」
Philippines Gallery 3-1
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2006-09-15 |
魚類(ハゼ)
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ピグミーシーホース
6年ほど前、一世を風靡したピグミーシーホース。
最初の頃は「○○でピグミー発見!」とか雑誌を賑わせていましたが
結局あちこちの海にいたけど、見つからなかっただけのことでした。
ただ当のピグミーシーホースにしてみるといい迷惑で
完璧な擬態で長い間ダイバーをも欺いてきたのに運悪く発見され
ライトで照らされるやら棒で突っつかれるやら散々な目に。
と書いてる私自身も…どうしてもカメラの方を向いてもらいたい一心で
後ろからライトで照らしてもらったりしています…ゴメンね。
「海中写真館」 未掲載
Nikon F100●AF Micro Nikkor 60mm×3Telecon●Z-220+YS-30×2
2006-09-12 |
魚類(タツノオトシゴ)
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マンタ
この写真、どこかで見覚えありませんか?
「海中写真館」の表紙を飾っているイメージ写真の原版です。
大迫力で迫ってくるマンタをじっと待って、極限まで近づいた時にパシャ。
これがなかなか出来るようで出来ないんですね。
まず第一にマンタは胸鰭を上げている時でないとカッコ良くない。
一度シャッターを切ってしまうとストロボのリサイクルに時間がかかる。
近づき過ぎると大きすぎて画面からはみ出してしまう。
ということで、運良くマンタがこっちに向かって来てくれても
シャッターを切るチャンスはほとんど1回しかありません。
しかもその間ずっと息を止めているので苦しさも極限です。
「海中写真館」
Ishigaki Gallery 2-8
Nikon F100●SIGMA 15mm Fisheye●Z-220×2
2006-09-09 |
魚類(サメ/エイ)
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ヒトデヤドリエビ
バリ島では撮影に夢中になってついついDECOを出してしまいますが
減圧停止中によくお世話になるのがヒトデヤドリエビ。
浅瀬にいるヒトデをよく見れば、たいていこのエビがついてます。
体長は9mm程で、写真はアオヒトデについているところ。
ただこの写真が違うのは、エビの下に座布団のように敷かれた円形模様。
バックのヒトデの模様もここまでアップにすると十分綺麗なんですが
この写真のポイントになってる円形模様の正体は…?
バリの元ガイドさんに写真を見せたらヒトデについてる寄生虫とのこと。
てっきりヒトデの一部だと思っていたので、目からウロコです。
エビの擬態も凄いけどさすが寄生虫、もっと凄いです。
「海中写真館」
Bali Gallery 11-2
Nikon F4●AF Micro Nikkor 105mm×3Telecon●Z-220+YS-30×2
2006-09-06 |
甲殻類(エビ類)
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ホテイヨコエビsp.(タルマワシ)
この虫みたいなのは何?ってよく聞かれます。
バリ島で撮影したタルマワシと呼ばれる甲殻類で
正式な分類はホテイヨコエビ科の一種。
大きさはせいぜい2~3mm程度で、小さなハエみたいに飛び回ってます。
肉眼で見ても???ということでここは超マクロ=テレコン撮影です。
このタルマワシ、最初はバリの固有種?かと思ってましたけど
バリエーションが多く、どこにでもいるみたいですね。
ただ、バリのタルマワシは綺麗なソフトコーラルやホヤにいるので特別。
私がはまった被写体の一つです。
「海中写真館」
Bali Gallery 12-7
Nikon F100●AF Micro Nikkor 105mm×2Telecon●Z-220×2
2006-09-03 |
甲殻類(その他)
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半水面
ブログ第1号は半水面写真です。
この写真は2003年にトラック環礁(ジープ島)に行った時の撮影で、
撮影場所はさらに南のキミシマ環礁(フォノヌーク島)です。
半水面が撮れる機会は滅多になく、天気、空、陸、水中、そしてベタ凪…
とすべての条件が揃わないといい写真は撮れません。
それとドームポートに付く水滴は半水面撮影最大の敵。
車のウィンドー用の撥水剤の効果は絶大でした。
ちなみに私が半水面写真を撮ったのはこの時が初めてです。
「海中写真館」 未掲載
Nikon F90X●SIGMA 15mm Fisheye
2006-09-01 |
水中風景
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プロローグ
ブログはじめました!
このブログは
「海中写真館」
に掲載していない写真も含め
これまで撮り貯めた写真の中からランダムに紹介してまいります。
コメントもなんなりと、よろしくお願いいたします。
2006-09-01 |
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