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福井淳「光彩写真館」
福井淳「海中写真館」

福井淳「海中写真館」水中写真ブログ

フィコカリス・シムランス 

フィコカリス・シムランス

マクタン(セブ島)の藻場にいた極小サイズのエビ。
フィコカリス・シムランス(Phycocaris simulans)は学名です。
体長は5mm以下、環境に合わせて体色や体表を変化させているようですが
ちょっと目を離すと完全に周囲にとけ込んでしまいます。
撮影しても角度やバックによってはエビの存在がわからなくなるので
ローアングルで真横から、白砂をバックに撮りました。
Philippines Gallery 6-7Philippines Gallery 11-7 は以前フィルムで撮影。

「海中写真館」 Philippines Gallery 21-6
Nikon D700●SIGMA MACRO 70mm×3Telecon●Z-240+S-2000
2009-12-26 | 甲殻類(エビ類) | Comment

イリオモテミノウミウシ 

イリオモテミノウミウシ

ナイトダイビングで見つけたイリオモテミノウミウシ。
細い枝の八方サンゴについていて、これを食べているようです。
突起の中に透けて見える線状の模様は消化腺ということですが
擬態効果もあり、食と住の一石二鳥なのかも知れません。
デジタル(D700)とフィルムの両方で撮りましたが、この写真はデジタル。
Bali Gallery 73-3 はフィルムですが、デジタルよりも立体感が出ています。

「海中写真館」 未掲載
Nikon D700●AF Micro Nikkor 105mm●Z-240+S-2000
2009-12-17 | 後鰓類(ウミウシ) | Comment

テヅルモヅルエビ 

Periclimenes lanipes

ナイトダイビングで撮影したテヅルモヅルに棲む小さなエビ。
ホンカクレエビ属の一種で、正式な和名はありません。
(追記:2010年10月にテヅルモヅルエビという和名がつきました。)
ホストのテヅルモヅルは夜行性で、日中は見ることはありませんが
夜になると捕食のために長い腕を広げ、伸び縮みさせています。
ライトを当てると暴れだし、見る見るうちに縮むのでエビの撮影は困難。
フィルムの時は最初から諦めていましたが、デジタルで挑戦してみました。
Bali Gallery 66-5Bali Gallery 66-7 は色の違う別の個体。

「海中写真館」 Bali Gallery 66-6
Nikon D700●AF Micro Nikkor 105mm●Z-240+S-2000
2009-12-13 | 甲殻類(エビ類) | Comment

アミメベニサンゴガニ 

アミメベニサンゴガニ

ナイトダイビングで撮影したアミメベニサンゴガニの幼体です。
前回のホシベニサンゴガニ同様、カナアミカラマツに共生していますが
夜間で活動的になっていたためか、ウミヒノキ(ガヤ)についていました。
Bali Gallery 72-7 はカナアミカラマツにいたホシベニサンゴガニの幼体。

「海中写真館」 Bali Gallery 72-4
Nikon D700●AF Micro Nikkor 105mm●Z-240+S-2000
2009-12-09 | 甲殻類(カニ類) | Comment

ホシベニサンゴガニ 

ホシベニサンゴガニ

トランバンのナイトダイビングで撮影したホシベニサンゴガニ。
ホストのカナアミカラマツがあちこちにあって、簡単に見つかります。
この個体はハサミが片方しかありませんが、精一杯の威嚇のポーズ。
Bali Gallery 72-8 の個体は両方のハサミを広げて万歳しています。
以前ご紹介したのは本部で撮影した沖縄のホシベニサンゴガニ

「海中写真館」 未掲載
Nikon D700●SIGMA MACRO 150mm●Z-240+S-2000
2009-12-05 | 甲殻類(カニ類) | Comment

トガリモエビ 

トガリモエビ

トランバンのガヤで見つけたトガリモエビです。
トガリモエビの一種としてゴルゴニアンシュリンプが人気ですが
こちらのトガリモエビもなかなか美しい被写体。
名前通りの独特のフォルムが繊細なガヤによく似合います。
Bali Gallery 70-170-370-4 は今回撮影したトガリモエビ。

「海中写真館」 Bali Gallery 70-2
Nikon D700●AF Micro Nikkor 105mm●Z-240+S-2000
2009-12-01 | 甲殻類(エビ類) | Comment

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