クマドリカエルアンコウ
先月アニラオ(フィリピン)で撮影したクマドリカエウアンコウ。
体長が30cm近くもある大物で、これまで見た中では最大級。
使用したレンズは Laowa 15mm f/4 Wide Angle Macro。
マニュアルフォーカス専用、手動絞りという制約はありますが
超広角なのに等倍(1:1)マクロ撮影ができる面白レンズです。
Philippines Gallery 53-1 は別カット。
「海中写真館」 Philippines Gallery 53-2
Nikon D810●LAOWA 15mm●Z-240×2
2017-06-22 |
魚類(カエルアンコウ) |
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セスジミノウミウシ

体長約6mmの極小のセスジミノウミウシ。
まだ小さいためかセスジ(背面の3本線)がありません。
よく見るとオレンジ色のヨコエビの一種がとまっていますが
周りを移動しながらも撮影中逃げることはありませんでした。
Ambon Gallery 55-1 は別カット。
entry-761 は背面の3本線がよくわかる普通サイズの個体。
「海中写真館」 未掲載
Nikon D610●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
サクラエオリス・ヌングノイデス

学名サクラエオリス・ヌングノイデス(Sakuraeolis nungunoides)。
アカエラミノウミウシ属の一種です。
触角や背面の突起が細長く、優美で繊細。
ナイトダイビングでの撮影ですが
黒を背景に、鮮やかなオレンジ色がまるで炎のようです。
Ambon Gallery 26-8 は近くで見つけた別の個体。
「海中写真館」 Ambon Gallery 26-7
Nikon D610●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
センジュミノウミウシ

千手観音の連想から和名がついたセンジュミノウミウシ。
ミノウミウシとしては地味ですが、独特の形状には惹かれます。
カイメンの先端に登っていたので背景を暗く抜くことができ
突起の立体感と質感をリアルに撮影することができました。
Ambon Gallery 54-3、54-4 は別カット。
「海中写真館」 未掲載
Nikon D610●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2
ツノトゲホリウミウシ
ホリウミウシ属の一種で学名は Eubranchus mandapamensis。
以前からトランバン(バリ島)ではよく撮影していました。
タマガワミノウミウシ(Eubranchus cf. leopoldoi)と似ていますが
触覚やミノ部分に小さな複数の突起があることで区別できます。
この個体はいい場所にいて、トサカのポリプが背景に。
「海中写真館」 Ambon Gallery 54-2
Nikon D610●SIGMA MACRO 70mm×2Telecon●S-2000×2