ゴルゴニアンシュリンプ

日本ではあまり見られないトガリモエビ属の一種です。
オドリカラマツに擬態していて、とにかく頭の先と胴体が細長い。
このスリムなエビを美しく撮るには、やはりアングルは真横から。
エビに対してカメラを平行に構えないと、全身にピントが合いません。
Bali Gallery 6-7 はやや赤味の強いオドリカラマツに棲む個体。
宿主の色に合わせて体色も変化します。
「海中写真館」 Bali Gallery 4-6
Nikon F80●AF Micro Nikkor 105mm+●Z-220+YS-30
コメント
ごめんなさい、汚い言葉で・・・こんな感じで叫んでました。エビ全体にピントがきててバックも綺麗で最高です。
この仕上がりが大好きです。
いやいや、最高の「お褒めのお叫び」ありがとうございます。
書いてるように、頭の先から尻尾の先までピントを合わせるのは結構大変なんですよ。
ただ、ある程度距離がとれる(とらないと全身が入らない)ので、被写界深度は稼げます。
感覚的にはちょうどニシキフウライウオを真横から、全身にピントを合わせて撮ってる感じですね。
ここは水深35m位で、バックに何もないので、スッキリ真っ黒抜きができました。
って言うか、青抜きは暗くて不可能でした。
以前、柏島で抱卵中のゴルゴを青抜きで撮りましたが、落ち着きが足りない感じです。
http://uncle-masaki.pro.tok2.com/SCUBAPages/Kashiwajima0508/Ebi.html
柏島のゴルゴは色までちゃんと擬態してなかったんですね。
茶色のオドリカラマツに黄色のゴルゴがよく目立ってます。
黄色だけなら青抜きも綺麗ですが、茶色が入るとバックの青と少々ミスマッチになりますね。