フリソデエビ
このフリソデエビ、ダイバーがヒトデを与えて守っていたペアです。
実は私、この写真のためにヒトデを1匹犠牲にしました。
見た時にヒトデがなくなっていたので、ご近所で新しいヒトデを調達。
フリソデエビに渡すと待ってましたとばかりに飛び乗ってくれました。
写真のために犠牲になっていただいたヒトデには申し訳なかったですが
やっぱりフリソデにはヒトデ、よく似合います。
Bali Gallery 11-4 は同じ時に撮った別カット。
「海中写真館」 未掲載
Nikon F100●AF Micro Nikkor 105mm●Z-220×2
コメント
キレイに撮ってもらえてきっと喜んでますよ。
だって、固体ではマズ被写体にはならないでしょうから・・・。
ヒトデを食べてるところなのに、
フリソデ同士でお相撲してるみたいに見えます・・・。
なるほど、そうも見えますねえ。
僕には喜びを分かちあい、愛を確かめあう仲むつまじいカップルに見えたけど
やっぱりほんとの所は単なるヒトデの争奪戦かなー?
地味なところにいるだけに、画にするのが難しいと思っていたのですが、この構図 二匹向かいあってとても好きです。 自分の撮影したフリソデを見て反省してしまいました。
撮影データはf16、1/125、ストロボはTTLです。
2匹の両方にピンがくるように、絞り気味にしました。
夕方でしかもバックが黒砂なので、このデータなら自然光の影響はほぼゼロ。
白い部分が適正露出になれば全体としてはややアンダー気味になり、
結果としてバックの黒が締まってくれます。
絞りの割りに、早いシャッタースピードも早いんですね。 また黒砂と白のフリソデの色彩差がこんなに 引き立つ画になったのでしょうか。
こんなシーンに出会ったら 即実践してみます。
海の明るさによってもちろん変わってきますが
テレコン無しで確実に黒バックにしたい時は絞りはf16以上
シャッタースピードは1/125~1/250にしています。
砂地の場合、白砂より黒砂の方がバックの処理は簡単ですね。