ニシキフウライウオ

ウミシダに身を寄せているニシキフウライウオです。
ニシキフウライウオはホストに合わせて体色を変えますが
この写真では背景の青黒く写っているウミシダとは色が異なります。
肉眼で見ると色の違いはわかりませんでしたが
ストロボを当てると青の中に魚だけが赤く浮き上がってくれました。
「海中写真館」 Bali Gallery 45-2
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2008-08-18 |
魚類(ニシキフウライウオ) |
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コメント
どんな設定にすれば、こうゆうふうになるんでしょうか?
幾何学模様のようで思わず見とれてしまいました
僕も現像が上がってポジを見た瞬間から、お気に入りの1枚になりました。
ウミシダがバックの場合、同化しすぎたり、うるさくなりすぎたりすることが多いのですが
色の変化に加え、ウミシダが閉じていたのもかえってよかったです。
肉眼ではニシキもウミシダも黒っぽく見えたので、迷わず自然光を入れた青抜きの設定にしました。
ただ、ここまでニシキとウミシダに発色の違いが出たのは嬉しい想定外でした。
ウミシダが丸く閉じていて、幾何学模様風になってくいたのもプラスになりました。
デジタルなら 直ぐにファインダーで確認できるので、私なら興奮していたと思います。
フィルムの場合の発色は経験とカンに頼るしかないのですが
現像が上がってはじめてわかることも多いので、いつも新しい発見があります。
デジと違ってその場で撮り直しはできませんが、一度の撮影で二度楽しめます。