タルボッツダムゼル
引き続きスズメダイの仲間、タルボッツダムゼルの幼魚です。
前回のナガサキスズメダイのように背景がソフトコーラルならいいのですが
背景が壁の場合はリアルに写るとバックがうるさくなってしまいます。
そんな時はバックを思いっきりぼかして壁の色だけを強調。
この時は魚とバックが同系色だったので、色彩を統一することができました。
「海中写真館」 Philippines Gallery 15-5
Nikon F80●TAMRON AF 90mm MACRO×3Telecon●Z-240+YS-30×2
コメント
って、なるほどー!と感嘆しました。
(いつも感嘆してばかりですが…)
ちょっとうかがわせていただきたいんですが、
3 Teleconって、具体的には何を使ってらっしゃいますか??
また、「バックを思いっきりぼかす」には、
絞りってf5.6以下とか、それぐらいを目安にされてますでしょうか??
(って、背景との距離やレンズ・テレコンの特性にもよると思うんですが…)
お教えいただけると、すごくありがたいです…。
3倍テレコンはケンコーのテレプラス(PRO300)を使っています。
http://www.kenko-tokina.co.jp/teleplus/index.html
3倍テレコンを使用すれば被写界深度が極端に浅くなるのでf8でもバックは十分にぼかせます。
テレコンを使用しない場合はf5.6以下にすることが多いです。
いずれにしても被写体との距離をできるだけ短く(最短撮影距離に近く)することを意識して
被写体の眼にピンポイントでフォーカスを合わせ、バックをぼかしています。
僕はINONの外付けレンズを使っているんですが、
それでも同様に被写界深度は極端に浅くなりますよねえ。
とても勉強になりました。
ありがとうございます!
外付け(クローズアップレンズ)は元レンズの画角を変えずに最短撮影距離を短くできるので
その分被写体に寄れて(被写界深度が浅くなって)拡大撮影できますね。
テレコンの場合は最短撮影距離は変わらずに画角が狭くなり、その分拡大されます。
一長一短ですが、寄りにくい被写体の場合はテレコンが有利ですね。