カシワハナダイ
トゲトサカをバックにホバリングしていたカシワハナダイです。
ハナダイの多くは雄と雌とで色や模様、体形が異なりますが、この写真は雌。
雌から雄へと性転換することで知られ、さらに色彩の変異や婚姻色など
同じ種でもバリエーションがあって、特定に迷うことがあります。
kerama Gallery 33-2 は同じ場所で撮影したカシワハナダイの幼魚。
成魚と幼魚とでも、見た目はかなり違います。
「海中写真館」 kerama Gallery 33-1
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
コメント
毎回さすがですねー。
「テレコン使用だと暗くなる」というお話がありましたが、
これはバックまで美しいですね。
距離やストロボでカバーできる範囲内、ということなのでしょうか。
黒も良いですが、鮮やかな色合いもまたいいですね。
魚の動きが速いので、一瞬静止する瞬間を狙わないとピントが厳しいですね。
この写真はシグマ150mmマクロ+クローズアップレンズで、テレコンは使用していません。
フィルムの場合はISO(100)を変えられないので、テレコンで青抜きは無理なんです。
水深が深くてやや光不足でしたが、ギリギリ青抜きができました。
青抜きのために絞りを開けましたが、バックのトサカもぼかすことができたので
同系色でも魚がバックにとけ込まずに撮れました。