仲ノ御神島洞窟
西表島の南西、ダイナミックな地形で知られる仲ノ御神島にある海底洞窟。
洞窟の撮影に不可欠なのが天井の穴から射し込む太陽の光。
光の角度は変化するので、ベストな時季と時間帯は限られます。
射し込む光で明るく見えても実際には暗いので、手振れしやすくなります。
自分が吐いたエアーが写らないように、息ごらえの時間も長くなります。
透明度が良すぎると光の線が出にくくなり、悪過ぎると全体が白く濁り…
とまあ、いろいろ撮影条件が厳しいのが穴の中。
Iriomote Gallery 2-2 は同じ時に撮影した縦位置。
「海中写真館」 Iriomote Gallery 2-3
NIKONOS RS●R-UW AF Fisheye Nikkor 13mm
コメント
いつの日かいつの日か、こういう
絵を撮ってみたいものです。
地形は縦位置の作品の方が多い
気もしますし、個人的に縦位置の
ワイドが好きなんですけど、この作品は
横位置の方がステキだと思いました。
これなんかそのお手本のような写真ですね。
ほんと、お見事に光をとらえられてるなあと感嘆します。
僕は自分のカメラ買ってから、
未だ洞窟に入ったことすらないんですよね…。
まだまだカメラの経験を積まないと、といつも思います。
洞窟写真は射し込む光が命なので、いかにいい条件の時に撮れるかですね。
この写真は夏ではなく、3月に撮りました。
沖縄ではこの時期でも十分に太陽光線が強く、必ずしも真夏がベストとは限りませんね。
このような太陽の光を生かすワイドは、まだまだフィルムの方が表現力が優れています。
その場で結果を確認できないというハンディはありますが
僕がなかなかデジイチに移行できない最大の理由です。