
ウミウシは撮りやすいのですが、いざ作品となると意外と難しい被写体。
まず第一に目がない(正確には小さすぎる)ので表情がつけにくい。
ガレ場などにいることが多いので、周りが写ると汚い。
存在感がありすぎてバックとの調和が難しい…などなど。
結果、どうしても図鑑のような証拠写真になってしまいがちです。
もちろんケースバイケースですが、私がウミウシを撮る時の基本は
ピントは触覚、バックはぼかす、アングルは低く、正面からアップで。
この基本に忠実に撮るとこんな感じです。
「海中写真館」 未掲載
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
2006-11-18 |
後鰓類(ウミウシ) |
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コメント
私も淳さんをかなり意識して、ウミウシやエビを撮っています。とても、参考になります。
でも、コンデジだとぼけませんよね
この、ぼかしですが、これがあることにより一番のポイントを一層協調できるのんですよね
しかし、存在感はすごいですね
基本に変化をつけてくれるのはやはりウミウシの動きですね。
体をくねらせてくれたり、頭?を上げてくれたり、首?をかしげてくれたり・・・
ファインダーを覗きながらシャッターチャンスを伺いますが
ウミウシが動くたびに常に微妙なピンを合わせ続けないとダメですね。
コンデジでも絞りを開けてクローズアップレンズを駆使して超接写すれば
ある程度バックをぼかすことはできます。
でもやはりマクロレンズのボケ味にはかないませんね。
逆に高倍率のマクロレンズの場合、ピントをスポットで合わせるのが非常に難しいです。
動く魚とは違って比較的撮りやすいのですが、
やはりピントを合わせるポイントが少なくて困ります・・・。
いつか、junさんの様に上手く撮れる日を夢にみつつ、
日々精進してます(^-^)v
初めて見ました。
自分も正面から撮るのが好きですが、中には動き(移動速度)が早い種類もいて、
困る時があります。
そろそろ沖縄もウミウシの季節、6半の季節。
沖縄で飲む泡盛の本数が増えるにつれ写真も上達?
いい精進の仕方ですねえ。
伊豆もそろそろウミウシの季節ですか?
トランバンで潜ったらウミウシがあちこち目につきすぎて
目的地までなかなかたどりつけないことがありますよー。
それと-3~-5mでもよく見つかるので減圧停止(いや、安全停止)が楽しいです。
ウミウシもカメラや光がよくわかるようで
正面を嫌がることが多いですね。
小さなウミウシを中心にダイバーが周りをグルグル。
はたから見てたら変ですね。