ヒメキモガニ
サンゴの枝間から顔をのぞかせるヒメキモガニです。
一見地味ですが全身が柔らかい毛で覆われていて、まるでカニの縫いぐるみ。
ブルーの眼もチャームポイントになって、よく見ると可愛い顔をしています。
この種のカニはサンゴの枝が邪魔になってなかなか撮りづらいのですが
この時は空間が開いていたので上手く全身を撮ることができました。
「海中写真館」 Philippines Gallery 12-6
Nikon F80●SIGMA MACRO 70mm×3Telecon●Z-240+YS-30×2
コメント
それでも写真として映えてるのはなぜなんでしょう。
(というようなことは、福井さんの写真でよく思います)
きっと、すごくシンプルな構成になってるからなんでしょうねー。
そのおかげで、このカニの青い目やフワフワな毛がすぐに伝わるのかと。
ほんと、いつも勉強になります!
カニもサンゴも地味なんですが、カニの形、姿勢がよくわかります。
通常、この手のカニは何がなんだかわかりにくくなるんですけど。
サンゴの淵の白いラインがまた綺麗。
いや~素晴らしいです!
バックがうるさくならずにシンプルな構成にできたのは
空間が十分に空いていて、画面の左上と右下に黒を入れられたからでしょうね。
このサンゴの地味な色と質感もよかったと思います。
ありがとうございます。
もしバック全面がサンゴで、カニが窮屈に埋もれていたらパスしていたでしょうね。
サンゴの枝振りに変化があって、しかもカニが実にいい位置にいてくれました。
ところでD700のハウジングは間に合いそうにないですが、今月26日から慶良間に行くことになりました。
この時期の慶良間はやはりワイド狙い(フィルム)です。