ナカモトイロワケハゼ

石垣島のワイドの代表と言えばもちろんマンタですが
マクロの代表と言えば私的にはこのナカモトイロワケハゼです。
体長は約2cm程で、よく写真に登場するミジンベニハゼに似ていますが
ナカモトイロワケハゼは背中の白帯がポイント。
写真のペアは水深37mの砂泥に沈めた空き瓶に棲んでいました。
ただこの水深で撮影していると、あっという間にDECOタイム。
撮りたい被写体は深い所にはいっぱいいるのに窒素がそれを邪魔します。
「海中写真館」 Ishigaki Gallery 4-6
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
コメント
でも、そんな時は、いつも以上に集中力が高まりますよね。
このハゼは、ナカモトさんが見つけたんですかね?
この写真は、かなり絞り込んでいますか?
150mmにCLでは、かなり被写界深度が浅いと思うので…。
よければ、教えてください。
でも、それだけピントや構図、写真としては数倍難しくなるんでしょうけど?
37mだと、どのくらい粘れるでしょうか?
だって、ボートに戻って写真チェックしたら・・・
ガビョ~ン。ボケボケ。そして頭痛が・・・。
陸上では淳さんの写真で楽しませていただきます。♪
つねに便乗っ☆
このハゼがはじめて?図鑑で紹介されたハゼガイドブックには
撮影者(=発見者)が中本さんになってましたね。
データはf11、1/125。150mmを使う時の僕の基本データです。
ペアで撮ってることもあって、そこそこ距離をとっているので、
それとこの子たちの目はピンがわかりやすいので、f11で十分です。
ペアは両方の動きの中からシャッターチャンスを見つけないといけないので
ソロに比べるとはるかに難しいですね。
でもその分気合いが入るので、集中力も粘りもパワーアップしてます。
その日の1本目のダイビングなら、この水深で10分は粘れるかな?
でも引っ込むと出てくるのを待たないといけないし、撮影だけに使える時間はもっと短いです。
この子たち小さすぎるし、近づきすぎたら引っ込むし、
たとえシャッター押せても海の中でチェックしてたらすぐにDECO出るし・・・
コンデジではまともに撮るのは難しいよね。
いつでも便乗OKですよ!
よく見ると、ビン口径からみて、とても小さい被写体なんだと分かりました。 この状態の時、どちらにピンを合わすか迷ってしまいますが、この水深でもいい仕事をされますね。背中の白に露出を飛ばされる事無く黄色の色が綺麗にでているのも、さすがと思いました。
2匹の場合、基本的には手前の魚の目にピンを合わせますが
この写真の場合は見た目ほど距離の差がなさそうですね。
f8にしてたら奥の魚の目ピンは厳しいでしょうし、
f16にすると汚い砂泥がもっとリアルに写るし、
このあたり難しいところですね。
陸に上がると黄色いぼやけた物体しか写ってない・・・(T_T)
実際のところ、自分の目で見るよりも淳さんの写真で見る方が
リアリティにあふれている気がします。
やっぱりこの子達は可愛い♪
撮ってる本人はほとんどファインダーごしに見てるから
自分の肉眼で直接この子達を見てるリアリティがあまりないような・・・
でもファインダーを覗くとそこには拡大され、切りとられた別世界があって
それがまたたまりません。