トウアカクマノミ
トウアカクマノミは私的にはワイドで撮りたいクマノミNo.1です。
他のクマノミより大きいし、気が強いのでカメラに向かってくるし
宿主のイボハタゴイソギンチャクは砂地にぽつんとあってワイドに最適。
特に育卵中はクマノミが離れないので、写真を撮るにはベストです。
写真はイソギンチャクが閉じて縮んだため、卵が離れて露出した状態。
両親は私のカメラをものともせず、一心不乱に世話をしていました。
Motobu Gallery 5-3 はこの近くにある、もう一つのトウアカファミリー。
「海中写真館」 Motobu Gallery 5-2
NIKONOS RS●R-UW AF Fisheye Nikkor 13mm●Z-220×2
コメント
クマノミの産卵には興味津々です。
水槽内では産卵から孵化まではいくものの、稚魚を幼魚にするにも
大変難しいらしいです。
ただ、卵の時点では自然界と同じく、親が卵にヒレで新鮮な海水を送ったり
他の魚から守ったりと、かいがいしく世話をするんですって。
私はカクレクマノミ、ブラックオセラリスを両方とも
ペア?で飼育していますが、まだ幼魚の為か産卵
するにもいたっていません。
いつか産卵してくれたらいいなあと思ってます。
淡水魚に比べると海水魚は人工繁殖が難しいと言われていますが
育卵の習性があるクマノミは比較的養殖にむいているようです。
かつてのニモブームでカクレクマノミが乱獲され、悲しい思いをしたことがありますが
乱獲を防ぐためにも海水観賞魚の人工養殖をもっとすすめてほしいと思います。
私は、カメラやりたいと思ったのは、群れだったんですが、今はマクロから始めようといしています。
いつかはワイドもと考えてるんですが、こうゆう写真を見るとそうゆう気持ちが強くなりますね
この写真、実際には卵とイソギンチャクはそれほど離れていないのですが
13mmフィッシュアイの最短で撮ると、極端に遠近感が感じられます。
バックが広く小さく写り、その反対に主役が強調されるのがワイドマクロの面白さですね。
砂を巻き上げられて台無しになってしまいますよね。
これを撮った時は、いつ頃の時期ですか?
ここはご覧の通り透明度がイマイチで、しかも砂泥質なので砂の巻き上げは要注意です。
これを撮ったのはGWで、当然ゲストも多かったのですが
本部はいつも完璧にチーム分けをしてくれるので
ワイドでも他のゲストを全く気にせずに撮影できました。