バサラカクレエビ

ウミシダを見つけると必ずエビがいないか探します。
見えるところにいてくれて、ウミシダの腕が邪魔にならなければラッキー。
しかし隠れている所を見つけた時は、撮影のための格闘が始まります。
体色や斑紋はウミシダに合わせて変異するので千差万別。
バックとの調和がとれた、擬態している生物ならではの美しさが魅力です。
この時は格闘することなく、スムーズに撮れました。
「海中写真館」 Iriomote Gallery 1-2
Nikon F80●SIGMA MACRO 150mm●Z-220+YS-30
コメント
いつもウミシダの腕に邪魔をされて、諦めています。
他人の助けがなくても、自分一人でできる技があれば、教えてください。
1人で撮る時はまず左手のグローブをはずしてウミシダを手のひらに乗せます。
軸の部分を下から指で刺激すると腕が広がるので、その時にエビが見える瞬間を狙って撮ります。
もちろん左手がふさがるのでピントは置きピンで。
カメラに対して左手の向きをあれこれ変えながらベストな構図を決定します。
この方法でもウミシダの腕は暴れるし、エビはどんどん移動するので、
シャッターチャンスは少ないですね。